新型コロナウイルスの影響で、ネット通販の売上が大きく上がっています。

外出が減る分、ネット通販での買い物が増えた流れかと思います。

さくら代行に仕入れ代行を依頼している事業者様からも過去最高の売り上げを記録したという報告をよく聞きます。

ネット通販で売上に絶大な影響を与えるのはいうまでもなく商品画像です。

綺麗な商品画像、商品の特徴がよくわかる商品画像を使用すると売れ行きは全然変わってきます。

売上アップを目指すなら商品画像は絶対に無視できません。

複数のモールに出店している場合、それぞれの規格やルールを守る必要があります。

規格やルールを守らない場合、検索対象から外される場合もあります。

ではこの記事では、日本の主要モールであるAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングの画像規格及びルールについて説明します。

Amazonの画像のルール及びサイズ

Amazonの商品画像構成は次のようになります。

メイン画像1枚 ＋ サブ画像6枚 ＋ サブ画像2枚、合計9枚

メイン画像のルール

・背景は純粋な白（RGB：255 255 255）
・画像には販売している製品のみを表示、付属品や小道具はNG
・商品が画像全体の85％以上を占めている事
・文字、透かし、グラフィック、イラスト、挿入画像はNG

メイン画像・サブ画像の共通ルール

画像サイズ：1,600~10000ピクセル

ファイル形式：オススメはJPEG。TIFF（.tif）、PNG（.png）、GIF（.gif）も使用可能

商品紹介コンテンツで更に画像をアップすることも出来ます。

商品紹介コンテンツの画像サイズは使用するモジュールに記載されていますのでそのサイズに合わせてアップしてください。

楽天市場の画像のルール及びサイズ

楽天市場では1枚目の画像に様々な規約があります。

1枚目の画像に設けられたルール

①商品画像内のテキストの占有率は20％以下

たくさんの文字を書き込んだり、商品より大きい文字はほぼ20％以上を占めます。

②枠線使用不可
次のような場合でも枠線とみなされます。
・画像の４辺を囲うもの
・上下左右の２辺の組み合わせにるL字
・幅のある帯状

③商品画像の背景
元々の商品画像の背景、または白背景画像

カラーバリエーションを表現するため色違いの商品画像を合成することは可。

その場合は商品のみ切り取られた画像を使用。

④アニメーションGIFは1枚目の商品画像へ登録不可

アニメーションGIFとは、複数の画像を連続で表示させたGIF形式の画像を指します。

画像の一部が動くシネマグラフもアニメーションGIFに含まれます。

同一画像を複数枚表示させてアニメーションがない場合でも、アニメーションGIFと見なします。

※商品画像(1)以外の商品説明文・販売説明文に挿入する画像等においては、アニメーションGIFに関する制限はございません。ユーザーへの商品説明として効果的であれば、従来どおりご利用いただいて問題はありません。

画像サイズ：

楽天RMSでは「700px×700px」の商品画像が推奨されています。

上限は横3840×縦3840px、２MB／一枚

登録可能な画像は20枚まで

Yahoo!ショッピングの画像のルール及びサイズ

Yahoo!ショッピングは特に厳しい画像ルールを設けていません。

但し、所定の命名規則に沿って商品画像の名前をつける必要があります。

代表画像の命名規則：商品コード_個別商品コード_main.拡張子

代表画像以外の命名規則：商品コード_個別商品コード.拡張子

登録可能枚数：21枚(商品画像1枚＋商品詳細画像20枚：合計21枚登録可能)

ファイル形式：GIFもしくはJPEG形式のみ。拡張子は.gif/.jpg/.jpe/.jpegのみ

ファイル容量：2MB以下

画像サイズ：縦1200ピクセル、横1200ピクセル以内

如何でしょうか？

出店したモールの規則をよく理解し、要件を満たす商品画像を使用することが結果的に売上アップにつながります。

この記事は2022年5月7日時点の情報を基に執筆しています。